妄想店長~大人と子供~


 私を見つめて眉間に皺を寄せて、更に瞳を揺らして、おまけに一気に言葉を吐き出す貴方。

 只、ダラダラと纏まりなく紡ぎ出された言葉達。

 それでも何となく見えて来ました。

 貴方の揺れる瞳の理由。

 纏まりのない言葉ね中に貴方の不安の理由が詰まっていた。

 それでも、俄かには信じる事なんてできない。

 それは余りにも私に都合の良い解釈のような気がします。


「アタシに何を望んでいるって?」


 貴方が私に望む事なんかないと思っていました。


「だからっ!俺が本気出せば翠さんの力じゃ敵わないだろうがっ!」


 俯いて髪を掻き回す貴方の声が、苛々している。

 髪の毛グチャグチャになっていますよ?