冗談だとしても。
私への心がなくても。
否、ないからこそ。
私への獣の様な欲望を見せる貴方は貴重なんです。
身体は恐怖に震えていますけれど。
貴方が本気で、私への心付きで、今の姿を見せてくれる事なんてない筈なんですから。
それを簡単に手に入れる事ができるのは、私の知らない貴方の想い人だけです。
心が手に入らないなら、身体だけでも手に入れましょうか。
ふとそんな思いが脳裏を掠めた。
馬鹿げた考えです。
終に本当に狂ったのかもしれない。
貴方がそんな事する訳がないんです。
純粋で真面目で子供な貴方には出来ない。
これは日頃の私への仕返しです。

