゜・.anemone.・゜


私は自分の家に帰った。

ーその夜、夢を見た。

『ひなた!ひなたッ!』
「今まで…ありがと…」
ひなたがニッコリ笑って息を引き取る夢。
とてもリアル過ぎた。
『はッ…!!』
勢いで起き上がると、汗だくだった。

もしこれが正夢になったら…?
そんなことが頭を過った。
私は病院に足を運ばせてひなたの元へ行った。

『ひなたッ!!』
数分歩いたことか、ひなたの病室に着いた。