……
「藍華ぁー」

後ろから呼ばれて振り向くと

ぎゅっ

「…絢ぁ…苦しいよ…」

急に抱き着いて来た
松本 絢[まつもと あや]

「えへ…ごめんね…又、みんなと同じクラスが嬉しくて」

えへへっと笑う絢。
可愛い…!ショートカットが似合う絢。あたしと違ってメイクも派手で可愛い絢。

「俺らは運いいからな?藍華」

そういい あたしの頭をポンポンと叩く
拓海。

「おはよ。拓海…それより頭ポンポンってあたし子供じゃないよ!」
昔から子供扱い…

あ。拓海も絢も幼なじみ。

夏くんの事も知ってる。

「おい。拓海…藍華も子供だけど子供扱いされんのが嫌いなんだよ(笑)」

…青、フォローになってないよ…
「藍華は子供じゃなしにバカなだけ!ね?藍華」

いやいや…絢も
フォローなってない!

「みんなで…あたしをバカにしすぎ!」

「「「だってバカだし子供っぽいし」」」

と 絢 青 拓海が声をそろえて言う。