あれだけ大きな音と地震があったのに周りには野次馬の一人もいない

俺は微かに光る石を見つめ頭がぼんやりとしているのが分かった

すると誰もいないはずの背後から何かの気配がした

「!!!」

「誰かいるのか??」

とっさに我に帰った優が辺りを見渡すと

そこにはやはり誰もいない…