「…ユメ…じゃない…?」





金髪の青年は小さく笑った。





「夢ではありませんよ?」





「あなたは何故ここに?」




「ふっ…
覚えていないのですか?星麗サマ?」




と、今度はさっきとは違う感じで見下す様に笑われた。




ムカつく


「何のことかしら?」





だからたしは、強気で言った。




「僕は、昨夜あなたにプレゼントを渡したはずなのですが…
その時に僕は言ったはずですよ?
“またお迎えに上がります"と。」





「…?
そんなのあたし聞いていませんけど?」