うわーん!宅配便でも電話でも地震・・・は嫌だけど、とにかく何でもいいから誰か助けて~!
耳に舌を差し込んで、ついでのようにきゅうりが言葉で何度も責める。
私はしばらくその拷問に耐えた後、目をぎゅう~っと強く瞑ったままで叫ぶハメになった。
「すすすす、好きやって言ってるやんかーっ!!」
・・・・もういっそ、殺して。
しばらくまた豪快に大爆笑した後で、きゅうりは色っぽく微笑んで私を見下ろした。
「・・・じゃあ、ご褒美、だな」
私は正直に青ざめた・・・・ハズ。だって一気に手が冷たくなったもの。
だけどそれはすぐにきゅうりの手で温められる。
「・・・・あのー、朝ご飯は・・・?」
「俺をくっとけ」
結局朝ご飯は食べさせて貰えずに、彼は時間をかけて丁寧に、私を収穫した。
折角作った朝ごはんはそのままフライパンで冷めていき、あとで、苦笑と共にゴミ箱に片付けられた。
何度も抱かれ、私は体が壊れるのではないかと思った。
昼過ぎの光溢れる部屋の中、きゅうりは見たこともない極上の笑顔で、ああ、美味かった、と笑った。
きゅうりは、私の宝物になった―――――――――――――――――――



