「ごめん・・・。大丈夫か?」

低く甘い声だったー・・

「はッ・・はいッ・・」

ヤバイ!声が裏返ったし、顔が絶対赤いよー!!?


一目惚れだったー・・

こんなカッコイイ人がいるなんて!!

私この高校に入学して本ッッッ当よかったぁぁ!!

私はしばらくその場から動けなくなっていたー・・・。



「ふーん。・・で、恋しちゃったのね。」

とりあえず明には話した。

「うん!!めっちゃカッコよかったの!!」

「・・・・」

あれ?明黙っちゃった。

「ふー・・」

明は一息ついてからまた話し出した。

「まぁ・・花織は可愛いからその人もすぐ惚れると思うよ。」

「な・・な・・何言ってんのよ!!私なんか全然可愛くないし!!」

顔が真っ赤かになった。

本当・・明は目がおかしいよ!!

明のほうが可愛いのに・・・

まぁ、ちょっと男っぽいけど・・・。

「その人クラス私達と一緒なのか??」

「あー・・違ったよ・・」

そういえばあの人どこのクラスなんだろう??

「ちょっと調べてくれば??」

「明・・いいのッ??」

「いいって、私は漫画でも読んでいるから。」

「ありがとう~!!じゃあ行ってくるね!!」

私は笑顔で教室を出た。