私がどんなに

空に手を伸ばしても

あの星には届かない

かわりに掌が掴めたのは

冬の冷たい空気だけ



私がどんなに

背を伸のびをしても

君の背中に届かない

かわりに心で育ったのは

置いていかれる孤独感



声を枯らせて叫んでも

声を枯らせて歌っても

返ってくるのは

冬の木枯らし

私の涙を枯らしてく



想えば想うほど

私と君の距離は

どんどん遠くなって

すれ違うようになった

君とボク

日々擦りきれる赤い糸



どれだけ私が願ったって

二人の距離は縮まらない…

どれだけ私が呼んだって

君は振り向いてくれない…