『逢沢さん、ごめんなさいね。手伝わしちゃって。逢沢さんも辛いでしょう。泣きたいときは泣いていいのよ。』 唐沢先生はそう優しく微笑みかけてくれた。 『いえ。メンタルだけは強いので、大丈夫です。』 ホントは大丈夫なんかじゃない。 でも、夏海や紗季、有希を支えられんのはアタシしかいないから。 『…唐沢先生…アタシ…教室に戻ります。』 夏海が車イスに乗りながら、そう言った。