声のするベッドのカーテンを開ける。 信じられない光景が広がっていた。 有希がハサミで身体中を切りつけていた。 手首の血管を切ったのか、リストカットのように血が噴き出していた。 首、腕、脚、顔、全てに血が流れている切り傷が無数にあった。 ベッドは赤く染まり、カーテンにも血が飛び散っている。 夏海は有希を止めようと、有希に触れて、手、腕に血がついていた。