『……なんでよ。水麗は許せるの?コイツらのこと。』 夏海は凛香を離したけど、今にでも殴りそうな勢い。 『許せるわけない。でも、うちらは関係ないでしょ。これは凛香達と有希の問題じゃない?』 そう言うと夏海は、 凛香達をギロッと睨み付ける。 『凛香、桜子、凪。今は有希に近づかないであげて?精神的に辛いと思うから。』 アタシはそう三人に告げて、夏海を連れて、教室を出た。