ウチの親、料理上手いのに何で、作っていかないんだよ! 私はハンバーグをパッパと作る。 ご飯も炊けたし…… よし食べよ! テーブルに恭平の分まで並べる。 私って、偉いっ! ソファーに近づいて、恭平の肩を叩く。 『恭平ー?起きてよー!』 全く起きない。 恭平の顔に自分の顔を近づける。 『恭ちゃん?起きて?』 昔は恭ちゃんって呼んでたなー…… パチッと恭平の目が開く。