『大体さぁ…桜子も凪も、有希、ウザいって言ってたのにさ、最後の最後で責任逃れとか、あり得ないし。イイコぶらないでよ。』 凛香は腕を組み、桜子と凪を睨む。 『……それは…凛香が………無理矢理…やらせたんじゃない……ウチと桜子は嫌々やらされたんだよ……』 凪が息絶え絶えに苦しそうにそう言った。 『はぁ?嫌なら、やんなきゃいいじゃない。…あー…そっか。アノ事?別に脅してなんかいないじゃない。ただの被害妄想、じゃないの?』 アノ事…――――?