保健室のドアを開けると、唐沢先生と夏海と紗季がいた。 『唐沢先生。アタシ、橋本さんにぶつかって、右足、怪我させてしまって……』 『あらあら。橋本さん、ここに座って。逢沢さんは?怪我してないの?』 少し左足が痛いけど、それは言わない。 『大丈夫です。』 『本当に?大丈夫なの?』 唐沢先生はそう言って、アタシを見た。