『水嶋くん、ありがとう。でも、学園長に話さなきゃいけないよね?今、2人で…』 『ダメ。逢沢は亜斐んとこ行けよ。俺一人で話すから。』 水嶋くんはそう言って歩き出そうとする。 『ちょっと!私もいくから!』 『はぁ……逢沢って……人に甘えることできねーわけ?』 水嶋くんは、しょうがねぇなぁ、と言って 、呆れた様子で微笑んだ。