『あ…あのさ……昨日の昼休み、ちょっと色々あって、私、泣いてたんだ…そしたら、るーくんが慰めてくれたっていうか…私……抱きしめられたの……それを亜斐が見て、勘違いしてるみたい。でもね、昼休みの最後らへん、亜斐に会いにいったら、普通に接してくれたし、帰りもいつも通りだったの。そしたら、あとから電話でそれ言われて……』 『逢沢…それさ………亜斐は逢沢の顔見て、抱き合ってただろ?何て言えなかったんじゃねーの?そんくらい、逢沢が好きってことだよ。』 水嶋くんはニコッと笑った。