恋愛ざかり



よく見れば、シャツもスカートも髪もビショ濡れで、肌に張り付いていた。





『有希……?』



夏海が有希に近づき、肩に手を置こうとした。







『触らないで!!』






有希とは思えないくらいの低い声で、怒鳴られて、夏海はただ呆然とするしかなかった。






『有希……』







私も何もできなかった。