その時、グイッと腕を引っ張られた。 すると、人混みの外に出た。 見上げると類と恭平がいた。 『早速、囲まれてんな。早くいくぞ。』 恭平が私の腕をつかみ、走り出した。 類と恭平と私は校内に逃げ込んだ。 『ねぇ!!あの子、麗華じゃない?』 『ヤバッ!麗華だよ、麗華!サイン貰おうよ!』 『チョーカワイイんですけど!れーたん、激リスペクト中だし!』 れーたんとは、ギャルに呼ばれてる、私のアダ名だ。