そっと目を開けると、いつも通りの天井。 窓からは、朝日の光が射し込んでる。 ふと時計を見ると、7時。 なんだ……… 夢か……… 夢の最後の亮太の言葉はいまだに胸に突き刺さっている。 夢なのに…… 本当に亮太に言われたみたいで、心が重い。 亮太が好きなはず、でも、亜斐と付き合ってる私は間違ってるのかな。 亜斐のことは好き。 でも、それは…… 単に優しくて、かっこよかったから、ドキドキしただけなのかな。 そうだとしたら、私は間違ってる。