私は玄関を開け、振り返ると、微笑んでる2人がいた。 『おやすみ。』 私はそう言って、家に入った。 まだ家の明かりは消えてなかった。 かすかに話し声が聞こえる。 リビングに入ると、智也と修侑と廉がいた。 三人の視線はもちろん、私の髪。 まぁ、軽いイメージチェンジで前髪をつくってみた。 『どう?麗華に見える?』 麗華と、カミングアウトするために髪を染めたのだから、麗華に見えなければ、意味はない。