斗真はバリバリ茶髪でピアスもしてて、一応顔もいい。 決して真面目くんって柄じゃない。 俺はコーヒーを持ち、ソファに座って、適当にテレビをつけた。 『あぁ、りょーかい。』 斗真の声が聞こえた直後に、斗真が少し嬉しそうな顔で、キッチンを出てきて、俺の隣に座った。 『なぁ、兄貴、逢沢先輩と知り合い?』 ブフッ! 俺はコーヒーを吹き出した。