『そうですか…ありがとうございました。』 廉は軽く頭を下げ、友里ちゃんに視線を移した。 『友里ちゃん、斗真にさぁ、今日の話、無しって言っといてくんねぇ?』 友里ちゃんは廉に話しかけられて、なぜか頬がピンクに染まった。 友里ちゃん、廉のこと好きなんだ。 『うん、わかった…///言っとくね…///』 可愛いな、友里ちゃん。 『わりーな、ありがと。じゃ、姉ちゃん、帰るぞ。』 廉は私の腕を掴み、玄関まで、私を引っ張った。