『麗華です、よろしくね、友里ちゃん?』 この子が友里ちゃんか…… 『ウソ………麗華様が…………目の前に……』 バサッ 友里ちゃんが持っていた雑誌が床に落ちた。 RAITだ……… 奏太とキスしてるってことは、この前撮ったやつかな。 『友里ちゃん、大丈夫?』 私はそう言いながら、落ちた雑誌を拾い、友里ちゃんに渡した。