恋愛ざかり




『かしこまるなよ、フツーにしてればいいから。』




水嶋くんはそう言ってアハハと笑った。







『優ー?帰ったの?あら、綺麗な娘と一緒じゃない。彼女さん?』




家の奥から出てきたのは、まだ20代後半に見える綺麗な女の人。




『違う、友達。』





水嶋くんは少し照れくさそう。






『ホントに〜?怪しいわね。ん?あなた……麗華?』






うわ………バレた………