『ありがと……』 爽やかで優しくてって、何なのよ、水嶋くん。 『ん。』 水嶋くんはそう言って歩き出した。 『てかさ、麗華の格好でいいわけ?』 水嶋くんは不思議そうにこちらを見る。 『暗いし、バレないよ。たぶん。』 たぶんだけど……