〜優side〜 『いや、ホントに助かったから、ね?お礼するから!じゃ、明日学校でね!』 逢沢はそう言って走っていってしまった。 近くで見ると、メチャクチャ綺麗だった。 『優!お疲れさん♪で!水麗ちゃんとはちゃんと話せましたか?』 亜斐が俺の方に走ってきた。 『まぁ、話せたは話せたけど……』 確かに逢沢とは話せたし……… 『で?逢沢さんとなんか約束でもした?デートとか……』 波流も笑顔で走ってきた。