恋愛ざかり





店を出ると、さっきのヤンキー男と、同じようなヤンキーが数人、たむろっていた。






『おー、可愛い子発見っ!てか、隆二〜!この子がさっきの気の強い子?』


さっきの男は隆二というらしい。



その隆二の隣に居た、明るい茶髪の男がアタシを指差す。




『あぁ。やっと出てきたな。なぁ、この女も一緒かよ。』


隆二は歩美を指差しながら、私に話しかけてきた。




『へー、マジで待ってたんだ、アンタ。』



私は歩美を引き寄せる。