『水麗……あのさぁ……心配してくれんのは嬉しいんだけど……水麗が思ってるほど、ウチ弱くないから!』 歩美はニコッと笑った。 『歩美、ごめん…』 確かに、歩美に対して過保護だったかもしれない。 『いやっ、謝んなくてもいいんだけどっ!!』 歩美は焦った様子で立ち上がった。 『あー…私がいけなかったから、謝っただけ。よしっ!仕事しよっ!』 私は歩美とレジをやることにした。