恋愛ざかり





『知らない男に易々と名前なんか教えないでしょ?普通。』


私は歩美の背中を撫でる。




『気が強い女は嫌いじゃねぇよ?まぁいいや。バイト終わるまで、待っててやるよ。』



男は不適な笑みで雑貨屋を出ていった。