『兄弟、皆、美形だからだろ〜!羨ましすぎるんだよ!廉は!』 そう言ってる斗真も我が弟ながら、美形だろ。 『はいはい……早く教室いくぞ。じゃ、優さん、亜斐さん、波流さん、失礼します。』 廉は斗真を軽く受け流し、俺らに頭を下げて、歩いていった。 『廉ー!待てよ〜!』 斗真も廉を追いかけ、走っていった。