『隼人さんもお疲れ様です。奏太もお疲れ。スタッフさんもありがとうございました。じゃあ、失礼します。』 私はそう言って、スタジオを出た。 『相変わらず、ポージングは上手いのね。お疲れ、麗華。次は【S-TEEN】よ。隣のスタジオだから、楽屋はここよ。』 明音さんはいち早く次の仕事の用意をしていた。 『明音さん、朝ごはん食べてからだよね?【S-TEEN】の撮影。』 お腹すきすぎて、ヤバイ……… 『もちろん♪』 明音さんはニッコリ笑った。