『お、いい感じ。楽しく話してる感じで…お願い。』 隼人さんはファインダーを覗き込みながら言う。 『麗華、最近、仕事場で会わなかったよな。』 奏太は普通の会話を始める。 『まぁね。学校、真面目にいってるし。』 『麗華…やっぱ可愛い……』 奏太は呟くように言う。 『…え…?』 私達がこうやって会話してる間もシャッターはきられていく。