またガチャっとドアが開く。 『麗華、これとこれでいい?』 ゆぅみの手には白のVネックとゴールドのネックレス。 『うん、可愛い。ゆぅみ、わざわざごめんね。』 『はぁ?これが私の仕事でしょ?当然だよ。律儀なモデルさんだこと…』 ゆぅみはアハハと笑う。 『でも、ゆぅみには感謝してるしー、じゃあ着替えてくるー。』 私はそう言って更衣室に入り、手早く着替えた。