『はい……でも、キツすぎじゃないっすか……?』 「水麗、何言ってんの?アンタが今日休むからでしょ?だいたいねぇ…体調管理も仕事でしょ?風邪とか、論外!ケガなんて、もってのほか!」 『すいません……』 私、謝ってばっか。 「じゃ、お大事に〜!」 明音さんはあからさまに声を明るくして、電話を切った。