『ううん。斗真くんが送ってくれるって。』 『斗真が?』 あれ?恭平、知り合い? 『うん、斗真くん。恭平、知り合い?』 『あーまぁな。廉と斗真、仲良いからな。』 恭平はニコッと笑う。 『じゃ、気を付けろよ。あと、仕事は休めよ。類には言わないから、安心しろ。』 恭平、私が次、言うことわかってたみたい。 るーくんに心配させたくないし。 私が麗華だって、知ってる友達は恭平とるーくんだけ。 恭平は相変わらず優しい。