恋愛ざかり




『すいませーん。』


夏海はそう言いながら、ニコッと笑った。





『はい、水麗。』



紗季は私のカバンを持ってきてくれた。





『ありがとー紗季!』




私がそう言うと、紗季はニコッと笑った。




『水麗ー!大丈夫?』



有希だ。





有希もニコッと笑う。




『有希も、みんなもありがと。じゃ、帰るね。』


私は教室を出た。