『えっ!?マジ?確かに熱いかも。』 夏海は私から身体を離し、私の顔を見る。 『椎那くん、よくわかるね。うん、ちょっと熱出ちゃって……だから、早退する。』 『やっぱ?なんか、調子悪そうに見えた。いつもと少し違かったし………』 椎那くんのこういう所、好きだなぁ…… 『えー!水麗、大丈夫?一緒に帰ろーか?』 夏海はマジで心配してる。