『だよな。悪い。』 波流は苦笑い。 『てかさ〜!波流も優も、早く帰らない?もう真っ暗なんですけど………』 亜斐は窓を指差しながら、俺らに笑いかける。 『あぁ、帰ろっか〜!』 波流は満面の笑みで亜斐と俺の腕を掴み、ズカズカと下駄箱まで歩いていった。