A組に行くと、水嶋くんが奥の方にいた。 近くにいた、男子の肩を軽く叩く。 男子は振り返ると、少し驚いた顔に変わった。 『え……水麗ちゃん?』 少しチャラそうな、男子は私をマジマジとみる。 『あの……水嶋くん、呼んでくれませんか?』 『あぁ、水嶋な。水嶋ー!水麗ちゃんが呼んでるぜ!』 え……… チャラ男が大声で叫んだせいで、私に視線が集まった。 チャラ男、なにしてんのよ………