『うん、双子。あ、もう、チャイム鳴るし、席戻るね。』 夏海は有希に話しかけられて、いきなり、テンションが急降下。 あからさまに態度に出しすぎだよ。 顔も無表情になって、席に戻ってった。 『アハハハハ……夏海はドストレートだな〜……』 苦笑いの紗季。 『ねぇ、紗季、水麗。ウチ、夏海に何かしたかな?』 有希は相変わらずKY。 『有希は気にしなくていーの!』 紗季は有希の背中を押しながら、席に戻ってった。