やっと、落ちついた波流がゆっくり口を開いた。 『優さん?それは【恋】ですね。』 ん?????????? 恋??????? 『は?』 『だーかーらー!優は逢沢水麗に恋したの!』 波流は真面目な顔で俺を見る。 逢沢水麗に恋…―――? 『そーゆうこと!いわゆる一目惚れってやつ!』 亜斐は勝ち誇ったような余裕の笑み。