『あら、氷室くんに水嶋くんまで居るじゃない。逢沢さん、もう少しで休み時間だから、教室に戻ってもいいわよ。』 唐崎先生がベットに近寄ってきた。 『はーい。』 恭平が起き上がるのに手を貸してくれた。 『恭平、なんかいろいろありがと。』 『いいよ、俺がやりたくてやってるから。』 恭平の顔が真剣な面持ちに変わる。