天国の音


「好きです。俺も、大好きです。
でも、俺でいいんですか?」

涙声で、そう言う優斗くん。

「優斗くんに、そばにいてほしいの。」

隠す感情なんてもうなかった。


真っ白な世界に包まれていく。

気付けば、雪が降っていた。