「へへへ~早く起きちゃったの!」
現時刻 AM7:10
いつもなら AM7:30
「だからって早すぎんだろ…」
勝手に部屋に上がったナツはベッドを見るなり
「あ…カズ昨日もヤッたんだ?」
ニヤニヤしながら俺の様子を伺う
ナツが指差すベッドは明らかに2人以上の人間が寝た形跡がある
黙って食べかけのトーストを口に運ぶと笑われた
「うるっせぇ」
「あははっ!だって、顔も!どうしたの?」
爆笑しながら面白がるナツ
「うっせ。ばか」
ふーん だの あっそー だのと声を上げて人ん家の冷蔵庫を勝手に開ける
2,3年同じことしてて今更そんなこと何でもないからほっとくと
ペットボトルの水を出してきて俺の向かいのイスに座った。
