「昨日休んでたけど、大丈夫?」 ―ギクッ 『あ、ああ。うん。平気平気~』 「体調でも悪かったの?」 『あー、まあそんなとこかなぁ』 美羽さん、ごめんなさいっ。 「そっか。もう良くなったの?薬ちゃんと飲んだ?」 外見はふんわりしてて、 どこか抜けてそうな美羽だけど、 中身はかなりの心配性。 『うん。心配させてごめんね、ありが―――……』 美羽に申し訳ない気持ちでお礼を言おうとした その時……