はぁ…。

開けちまった。

今俺は、優衣と向き合っている。

優衣もなにかを察したのか、俺から目を離さない。

見んなよ…。

言いにくいだろ…。

赤くなってんなよ。

えっ…こいつ気づいてんのか?
うわぁ…いつからだ。

いつから気づいてやがった。

マジかよ。

まさか…待ってるのか。

仕方ねぇ…言うしかねぇな。

「優衣!!」

「ななななななななな何?」

噛みすぎだろ。

バカなのか?

はぁ〜気分ぶち壊しだな。

言うさ、言えばいいんだろ。

「好きだ。付き合ってくれ。」