次の日、私の葬式が行われた。
宏介は、ボーッとしている。

舞子や、クラスのみんなも泣いてくれていた。

裕也くんも、来てくれたんだ。
「宏介、焼香してこいよ。」

「誰の?」

「誰のって、優衣ちゃんの。」
「なんで?」

「何でって…今優衣ちゃんの葬式だろ?大丈夫かよ?」

「何で優衣の葬式なんかするんだよ。優衣は死んでないのに。」

「宏介…?」

宏介?

何言ってるの?

私死んだんだよ?

「死んでない…死んでない…死んでない死んでない死んでない死んでない死んでない
アァァァァァァァァァァァ。」
宏介は、叫びながら、どこかへいってしまった。

私は、急いであとをおった。