あれから、どのくらいの時間がたったのだろう。

霊安室から人が出てくる気配はない。

私は、勇気を出して覗いてみた。

そこには、私が横たわっていた。

やっぱり夢なんかじゃないんだと、実感する。

私を取り囲むように

お父さん、お母さん、宏介、親友の舞子も来ていたんだ。