そんなことをわたしは、ふと思い出す。 春の安らかな海の前で。 砂浜で1人歩くわたし――真山瑠香(まやまるか) 愛のかけらは、今も新しいカレからもらってる。 ちょっとしたこと、言葉、気持ちが、 愛のかけらになる。 わたしはそれを集める。 1つにできるかわからないし、 無意味な考えだってわかってるけど。 愛は思い込みだから。